特別支援学校教員の両親のもとに生まれる。中学生からハンドボールを始め、全国大会に出場するなど、ハンドボールの競技活動を11年間続ける。障害者支援とスポーツに対する興味から、大学3年生のときにパラスポーツのボランティアを始める。翌年、パラスポーツ先進国のドイツに留学し、障害のあるなしに関係なく、いつでも・どこでも・だれでもスポーツに参加できる環境に衝撃を受ける。留学後、ドイツで見た世界を日本で実現するべく、早稲田大学大学院に進学。パラスポーツ事業の経営について研究を行う傍ら、パラスポーツを通じて共生社会の実現を目指す団体「Knockü（のっきゅー）」を設立する。現在は博士後期課程でパラスポーツの教育効果に関する研究を行うとともに、一般社団法人Knocku（2022年2月法人化）代表理事としてパラスポーツの事業に取り組む。