ABOUT THE SESSION

NAGOYA CONNÉCT #39 Sports Session.png

スポーツ産業の成長を加速するためのオープンイノベーション 

ー東海エリアにおける地域版SOIP(スポーツオープンイノベーションプラットフォーム)の現在地ー

「スポーツは成長産業だ。」2015年のスポーツ庁設置以降、国はスポーツの市場規模を2025年までに15兆円に拡大するという目標を掲げています。これを実現するため、スポーツ分野と他産業の融合による新事業創出を目的とする政策「スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)」が2018年より動き始めました。中でも、スポーツを核とした地域活性化を目指すべく昨年発足したプログラム「SPORTS BUSINESS BUILD」では、地域に根差したスポーツチームや地場企業を巻き込み、社会実装に向けて動き始めています。今年このプログラムに参画する3つの地域のひとつが「東海エリア」です。愛知県を拠点とする4つのスポーツコンテンツホルダーが掲げる課題に対して、12月には共創パートナーが決定し、社会実装に向けた取り組みの第一歩を踏み出すフェーズにいます。

その事業を推進する担当者をお招きし、その取り組みを伺い、スポーツ分野でのオープンイノベーションの意義について考えます。

 

【登壇者(Presenters) ※順不同】

光持 稜 氏(Ryo MITSUMOCHI)

= 株式会社名古屋グランパスエイト 経営サポート部 事業開発G 兼管理G

愛知県豊田市出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、2014年4月名古屋銀行に入社。2018年2月に名古屋グランパスエイトに転職して以来、経営サポート部にてJリーグ創設時からリーグに参画する名古屋グランパスの事業に関わる。2020年8月からは小西工己社長の秘書も経験し、現在は事業開発に携わっている。

 

上山 開 氏(Haruki KAMIYAMA) ※オンライン登壇

= 株式会社スポーニア(Spornia. Inc.) 代表取締役/CEO

岐阜県出身。早稲田大学教育学部教育心理学専修卒。体育会サッカー部にあたるア式蹴球部所属。 その後イギリスにサッカーコーチング留学を通じてFA Licence取得。 新卒で株式会社リンクアンドモチベーション入社。 大手企業に対する組織人事領域コンサルティングに従事。2017年9月株式会社Spornia.設立。

 

平地 大樹 氏(Taiju HIRACHI)

= プラスクラス・スポーツ・インキュベーション 代表取締役

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション(株)代表取締役インキュベーター。元バスケ選手。渡米しプロを目指すも挫折→人材、WEB業界を経て、2011年にWEB会社マーケティング会社を創業し、2016年にスポーツマーケティング会社PSIを創業。プロスポーツチームのマーケティング、ブランディング、スポンサーマーケティング、経営改善と幅広くご支援中で、現在の顧客数は115のクラブと20のリーグ・協会。ミッションは『日本のスポーツ全会場を満員にする』を掲げ、マーケティングの具体施策からマーケティングの費用創出のためのスポンサーセールスまで対応する。

 

倉内 佳郎 氏(Yoshiro KURAUCHI)

= 中日新聞 広告局ビジネス開発部 部次長(中小企業診断士)

京都府宇治市出身。1995年に中日新聞社へ入社し、広告局に配属。縁もゆかりもない名古屋風土の洗礼を受ける。黎明期のウェブ広告や新聞制作工程のIT化など、デジタルに早くから適応しつつ、日々新聞8紙以上に目を通し、環境、事業承継、震災、介護など社会性の高いテーマを題材としたプロジェクトを多く経験。スポーツ領域では球団初の中日ドラゴンズ・スタートアップピッチを2022年の開幕前にプロデュースし、スポーツ庁「地域版SOIP」事業を東海地域に初めて誘致。現在、名古屋商工会議所・中部ニュービジネス協議会とともに運営している。

 

坂本 弘美 氏(Hiromi SAKAMOTO)

= スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付参事官補佐

東京大学大学院を卒業後、NTTコミュニケーションズ(株)にシステムエンジニアとして就職。その後、2016年3月に経済産業省に入省、製造産業局にて製造業のIoT推進政策に携わる。2018年10月から同省商務・サービスグループにて、主に中小・小規模事業者や自治体へのキャッシュレス推進政策に携わる。2020年7月より現職、スポーツの成長産業化に取り組む。

 

【モデレータ-(Moderator)】

小倉 大地雄(Tatsuo OGURA)

= 一般社団法人日本スポーツアナリスト協会 理事 | Venture Cafe Tokyo Program Partner

早稲田大学卒業後、インディアナ州立大学大学院修士課程スポーツマネジメント専攻修了。帰国後、日本水泳連盟にて競泳日本代表チーム強化に携わる傍ら、広報として様々なPR企画を推進した。2016年5月より、東京2020組織委員会広報局にて国際広報を担当。日本スポーツアナリスト協会では、発起人及び理事として企画/広報を担い、MIT SSACをヒントにスポーツアナリティクスジャパン立ち上げに尽力。SXSWをヒントに日本スポーツ界発の多様でインタラクティブなフェスをつくることを画策し、SAJ2020でHiVEを立ち上げ、活動を推進中。

MORE SESSIONS
December 23, 2022