ABOUT THE SESSION

※本日のOIC CONNÉCT#10は通常通り開催いたします。一方で、OIC CONNÉCTとしては皆様の安全が第一と考えておりますので、現地参加が難しい場合はオンラインからのご参加をご検討ください。

※本セッションは、ハイブリッドセッション(現地参加+オンライン視聴)です。オンライン参加ご希望の方は本ページから事前登録(上記)、現地参加をご希望の方はこちら(Peatix)から事前登録をお願いします。

主催:OIC CONNÉCT

会場:立命館大学‐大阪いばらきキャンパスG棟(分林記念館)

残り27年。2050年のカーボンニュートラル実現までの残りの年数です。世界中で地球温暖化の影響による災害が勃発し、私たちには全くもって猶予がありません。しかし本当に2050年までに実現可能なのでしょうか。そもそも実現させることにどんな意味があるのでしょうか。

環境対策は今や経済の制約ではなく、社会経済をより活性化させ、産業構造さえも大転換させる力があります。2050年に向けて各地域が、ひいては日本が、どのような社会的なイノベーションを起こしていくべきなのか、社会的なイノベーションにどんな意味があるのか。。。セッション1では2050年に向けた地域づくりの最先端でご活躍されているお二方と学生が大討論します。変わっていく私たちが生きる豊かな社会について一緒に考えましょう!

【登壇者(Presenters) ※順不同】

榎原 友樹氏 (Tomoki EHARA)

= 株式会社E-konzal 代表取締役

1977年大阪府生まれ。2002年京都大学大学院資源工学専攻中退、2003年University of Reading修士課程修了(再生可能エネルギー学専攻)。2004年富士総合研究所(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)入社。2050年に向けた低炭素社会づくりや国際的な太陽光発電研究プロジェクトに従事。2012年に独立し、環境・エネルギー分野のコンサルティング会社「株式会社イー・コンザル」を設立。2020年には大阪府の能勢町・豊能町と共に、脱炭素化と地域経済循環を目指す新電力会社「能勢・豊能まちづくり」を設立。2つの会社を通して環境政策における理論と実践、政策決定者や研究者と一般市民の間のギャップを埋めることを目指す。共著書に『低炭素社会に向けた12の方策』(日刊工業新聞社)、『エネルギーの世界を変える。22人の仕事』(学芸出版社)など。

木原 浩貴氏(Hirotaka KIHARA)

= 京都府地球温暖化防止活動推進センター 副センター長 | たんたんエナジー株式会社 代表取締役 | 総合地球環境学研究所 客員准教授 | 龍谷大学大学院政策学研究科 非常勤講師

1977年 岐阜県生まれ。京都府立大学生命環境科学研究科博士後期課程(環境心理行動研究室)を修了。博士(学術)。専門は、環境エネルギー政策、環境心理学。著書に、『エネルギー・ガバナンス ~地域の政策・事業を支える社会的基盤~(2018年 学芸出版社) 、『エネルギー自立と持続可能な地域づくり ~環境先進国オーストリアに学ぶ~』(2021年 昭和堂)など(いずれも共著)。

大学在学中に気候変動問題に取り組むNPO「気候ネットワーク」でのボランティア活動を実施。小学校での出前授業、自然エネルギー学校・京都の企画運営、広報等を担当。大学卒業後、都府地球温暖化防止活動推進センターの設立に携わり、2003年の同センター設立と同時にスタッフに就任。2011年より事務局長、2020年7月より、副センター長に就任し、現在に至る。同センターのビジョンである「脱炭素型のステキな京都」の実現のため、2018年12月に「たんたんエナジー株式会社」を設立し代表取締役に就任。福知山の小中学校等に再エネ電力を供給するなど、エネルギーを軸とする地域づくりに務める。他に、長岡京市生活環境審議会委員、京丹後市美しいふるさとづくり審議会委員、木津川市環境審議会委員、向日市環境基本計画策定委員会委員、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会事業運営委員、 京のアジェンダ21フォーラム幹事等を兼務。

【モデレータ-(Moderator)】

窪園 真那 氏(Mana KUBOZONO)

= 立命館大学 産業社会学部 3年

2002年生まれ。2021年 鹿児島県立鶴丸高校卒業。鹿児島市や奄美大島で育ったことで、「人口減少により衰退していく魅力ある地域でいかに持続可能なまちづくりをしていくか」に関心を持つ。そのために「地域外へのエネルギーコスト流出」を防ぐ必要があると考え、現在、エネルギー政策を勉強している。環境省「教育機関と連携した再エネ導入及び地域中核人材育成研修」や滋賀県「しがCO2ネットゼロ次世代ワークショップ」などの企画・運営に関わる。

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June 2, 2023