※本セッションは、ハイブリッドセッション(現地参加+オンライン視聴)です。オンライン参加ご希望の方は本ページから事前登録(上記)、現地参加をご希望の方はこちら(Peatix)から事前登録をお願いします
主催者:Tokyo Food Institute
現地会場:CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15F)
概要:
2023年夏、インターナショナル・フォルケホイスコーレLollands Højskoleがデンマークに開校する。かつて食文化がないと言われたデンマークも、近年は日本をはじめ世界の知見を吸収し展開しながら、世界をリードするような食文化を醸成してきた。
そのデンマークで20年前から日本人として発信し続け、同校の理事として開校に携わってきたニールセン北村朋子さん。食には、民主主義や人権、教育など社会的要素が大きく関わっていると感じるという。
また、かつてはアメリカのミシュラン星付きレストランで研鑽を積み多くのセレブリティーをもてなし、その独創的な料理に賞賛を受けていた杉浦仁志シェフ。今ではお店を持たないコーポレートシェフとしてヴィーガン・プラントベース料理人の第一人者として活躍している。
そのお二人が、本年夏にデンマークでのコラボレーションの機会を得て、これからの食の未来について、さらに加速した活動を展開していく。北村さんの帰国の貴重な機会を生かしてのオフラインイベントとして開催します。
今回のFuture Food Campでは、主に環境先進国デンマークからみた食の未来と日本の可能性について考えてみたいと思います。
ニールセン北村朋子さん
https://tomoko-kitamura-nielsen.studio.site/
2001年よりロラン島在住。aTree代表。Cultural Translator/文化翻訳家。DANSK主宰。食のインターナショナルフォルケホイスコーレLollands Højskole理事。一般社団法人AIDA DESIGN LAB理事。ジャーナリスト、コーディネーター、アドバイザー。講演、ワークショップ、ラーニングジャーニーなどを企画、実施。
日本とデンマーク、世界。人と人。人と人を取り巻く環境とのつながり。教育と民主主義と禅の考え方をツールにこれらを思考し、ほぐして広く伝え、協働する実践者。人とそれを取り巻く環境が幸せな地球を目指し、そのためのネットワークづくり、学びと思考と実践の場づくりを行う。
会社員、米国留学を経てフリーの映像翻訳家として独立。デンマーク・インターナショナル・メディア・プレスセンター代表メンバー。2012年デンマーク・ジャーナリスト協会東デンマーク地区ジャーナリスト賞受賞。
杉浦仁志シェフ
https://www.hitoshisugiura.com/
大阪生まれ。2009年渡米。料理業界のアカデミー賞とされる「ジェームス・ビアード」受賞シェフであるジョアキム・スプリチャル氏のもと、LA・NYCのミシュラン星つきレストランで感性を磨き技術を習得。2014年から2年連続で、ニューヨーク国連大使公邸で開催された、安倍元総理はじめ世界の要人が集った国連日本代表団レセプションパーティーにて、日本代表シェフを務める。
国内外で培った国際的な食経験を通じ、日本におけるヴィーガン・プラントベース調理の第一人者として活躍。多数の受賞歴を持つ。現在「Social Food Gastronomy(ソーシャル・フード・ガストロノミー)」を提唱し、より多角的な視野から社会貢献とイノベーションを国際舞台で展開。2050年に向けた次世代のシェフモデルとして注目される。