岐阜大学の公認団体として2020年4月1日に設立された岐阜大学起業部。今回は、昨年9月に起業し素材系スタートアップとして注目されているFiberCraze株式会社 長曽我部竣也氏、今年9月に若手芸術家を支援する会社を設立した株式会社artkake 夏目一輝氏らをお招きし、「なぜ起業したか?」、「大学や高校から起業家が生まれるにはどうすればいいか?」などの問いを題材にトークセッションを行います。
【登壇者(Presenters) ※順不同】
長曽我部 竣也 氏(Shunya CHOSOKABE)
= FiberCraze(ファイバークレーズ)株式会社 代表取締役社長|岐阜大学大学院 物質・ものづくり工学専攻 修士2年
1997年愛知県一宮市生まれ。大学で研究した技術の大きな可能性を感じ、大学院在学中の2021年9月、23歳でFiberCraze株式会社を創業。岐阜大学のコア技術を用いて、無数の小さな”あな”が空いたフィルム・繊維素材を開発。防虫・抗菌・保湿など、様々な機能を付与させた機能性素材を多分野に展開する。“素材の力で社会課題を解決し、人々の豊かな生活に貢献する”をビジョンに掲げ、生活や産業の発展を担うインフラとなる素材の確立を目指す。
夏目 一輝 氏(Itsuki NATSUME)
= 株式会社artkake 代表|岐阜大学 地域科学部 4年
鈴木 粋 氏(Sui SUZUKI)
= モクジヤ 代表|同志社大学 経済学部 4回生
京都生まれ、京都育ち。同志社高校を卒業した後、同志社大学経済学部に在籍。中学の頃に社会科の授業で見た、貧困地域を特集したドキュメンタリーなどが引き金となり、いずれ社会を変えられる事業を起こしたいと、起業を決意。現在は、個人事業主として、学生対象のビジネスコンテストの運営や、ポスターやチラシのデザインなど、自身の興味に振り切った業務で、経験を積んでいる。そして、メインとなる事業活動として、奨学金を必要とする学生をサポートする情報提案サービス「シュッドリスト」を開発中。
柳 陽菜 氏(Haruna YANAGI)
= 株式会社FoodFul 代表取締役|立命館大学 食マネジメント学部 2回生
2002年生まれ。大阪府出身。2020年立命館大学食マネジメント学部入学。大学に入学するも、コロナ禍で思い描いていたキャンパスライフを描けず挫折。しかし、その状況をなんとかしたいと、食を通じてできることを模索する。そして関西のビジネスコンテストで最優秀賞の受賞をきっかけに本格的にFoodFulを始動。2022年3月に株式会社FoodFulとして起業。食で「大切な人に寄り添い繋がる、想いやる」ことができる当たり前の社会の実現に向けて活動している。離乳食の悩み・不安を解決するオンライン離乳食相談サービス「childish(チルディッシュ)」の提供を開始した。
2021年度 総長PITCH THE FINAL ファイナリスト、立命館大学学生ベンチャーコンテスト2021 最優秀賞・ASTER賞受賞。
【モデレーター(Moderator)】
小和田 仰生 氏(Aoi OWADA)
= 岐阜大学 起業部 部長|岐阜大学 工学部 2年
2000年生まれ。愛知県出身。2022年4月から岐阜大学起業部の3代目の部長として活動をしています。「岐阜から世界へ」を大学から実現できるよう、学生側から大学や地域企業、行政と連携しています。また、東海地域における学生アントレプレナー輩出に向けた活動も行っています。