世代交代を機に既存経営資源を活用した革新を起こし、永続的な経営や社会に新たな価値を生み出す「ベンチャー型事業承継」について説明します。
スタートアップ同様に、世代交代を機に家業の経営資源を活用して新たな事業領域に挑戦する若手後継者を、ベンチャー企業として支援する動きが全国的に広がっています。今回はベンチャー型事業承継のモデルケースとなる経営者から経験をシェアしてもらいます。
親から家業を継ぐ可能性がある方はもちろん、中小企業支援をされる方は是非ご覧下さい。
【登壇者(Presenters) ※順不同】
石川 貴也氏(Takaya ISHIKAWA)
側島製罐株式会社 6代目予定
= 1986年生まれ、愛知県立千種高校、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本政策金融公庫で中小・ベンチャー支援に従事。その後内閣官房にて地方創生の政策を担当し、2020年4月に家業に入社。実経者となる。
北村 圭介 氏(Keisuke KITAMURA)
株式会社Kitamura Japan 代表取締役
= 1979年名古屋市生まれ。大学在学中、アメリカへ留学。卒業後、家業である1923年創業の枕専門メーカーに入社し、開発と営業職を経て、2009年、4代目代表取締役に就任。【元気な、「おはよう」を創る!】を経営理念に、世界の市場へ快眠を届け続けるため、寝具の企画 ・製造 ・販売を一貫して行い、「まくらのキタムラ」のブランディングを担う。日本睡眠学会会員。NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの前代表。
【モデレータ-( Moderator)】
浅野 哲也 氏(Tetsuya ASANO)
一般社団法人ベンチャー型事業承継シニアマネージャー
= 東京都出身。大学院卒業後、NTTにて、研究開発・新サービス開発に従事。その後、結婚した嫁の家業である建設解体業を継ぎ、経営に参画。現在は家業を継ぎつつ、世代交代を機に既存経営資源を活用した革新を起こし、永続的な経営や社会に新たな価値を生み出す「ベンチャー型事業承継」を世の中に広める活動を行う。