東海圏は、日本のものづくり産業を支えてきた企業が集約しており、世界トップクラスの技術力を誇っています。近年では、大学の研究や技術を活用した、地域活性化をはじめとする社会問題解決の動きが広がりつつあります。それに伴い、産学官連携による取り組みや大学発ベンチャー企業数が増加しています。
本イベントでは、修士課程(マスター)または、博士後期課程(ドクター)に在籍する若い研究者をお招きし、最先端の研究内容や技術を紹介していただきます。多方面の課題解決に向けて、大学の研究や技術を使い、社会に役立たせるコラボレーションを一緒に考えていきましょう!
【登壇者(Presenters) ※順不同】
菜切翔氏(Sho Nakiri)
= 南山社会科学研究科経営学専攻博士前期2年
研究概要:
ネタバレが購買意図に与える影響について研究を行っています。具体的には、「ストーリー性のない本(ビジネス書)において、ネタバレは購買意図にどのような影響を与えるのか」を仮説検証型によって明らかにします。
大石峻也氏(Shunya Oishi)
= 総合研究大学院大学 / 分子科学研究所
研究概要:
私は、金属触媒と有機触媒の要点を抽出した「有機錯体触媒」の開発に取り組んでいます。近年、環境に優しい物質変換プロセスの開発に向けて、金属を使わずに、有機分子そのものを触媒とする有機触媒が注目を集めています。しかし、多くの系について、金属触媒に並ぶ高い活性の獲得には至っていません。実用性の観点から、高い活性を示す触媒の普遍的な設計指針が求められています。私の発表では、触媒の高活性化に向けて取り組んでいるアプローチについてお話ししたいと思います。
【モデレータ-( Moderator) 】
袖浦 雄也 氏(Yuya SODEURA)
= NAGOYA CONNÉCT Programming Partner