ABOUT THE SESSION

唐突ですが、日本の大学の価値をみなさまはどのように捉えておりますでしょうか。
即戦力になる新卒を取りたいという企業の方が多いと思われる中、「大卒の採用はコストがかかる」「能力もそうだが、企業文化にあう人材が欲しい」という声が多くあると思います。しかし、今の人材不足の時代において、即戦力の力をもった大卒人材の採用は、採用したくても知名度や会社の規模が大企業より劣る中小ベンチャーにおいてはますます困難になります。
もし高校卒業後すぐに会社で働き始め、会社に入って成長し1〜2年で実戦レベルに成長し、20代中盤には中核人材になって活躍していく。そんな若手人材を育成できるとしたらどうでしょうか?今、密かに「早活」という考え方が社会で広がりを見せています。早くからその現場に飛び込んで実践を通じて学ぶ。そんな「早活」をどうしたら実現できるか?大企業・中小企業、製造業・サービス業、あらゆる企業と業界をイノベーションするパワーを秘めた早活の本質は一体何なのか?そのことについて知ってもらいたく今回のイベントを開催いたします。大学だけが高校生にとって価値ある選択ではない、高卒就職の新たな価値を見つめ直し「早活」を中心に変わる世界を共に考えていきましょう!

【登壇者(Presenters) ※順不同】

古屋 星斗 氏(Shoto FURUYA)
= 一般社団法人スクール・トゥ・ワークス代表理事|リクルートワークス研究所 研究員
2011年一橋大学大学院 社会学研究科総合社会科学専攻修了。同年、経済産業省に入省。 産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、「未来投資戦略」策定に携わり、アニメの制作現場から、東北の仮設住宅まで駆け回る。 2017年4月より現職。労働市場について分析するとともに、学生・若手社会人の就業や価値観の変化を検証し、次世代社会のキャリア形成を研究する。趣味は落語鑑賞。一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。


竹田 将宏 氏(Masahiro TAKEDA)
= 株式会社Zeals manager
富山県出身、富山工業高等学校機械科卒業。YKK株式会社に就職、染色課にて主に染色作業、品質管理、機器の保全業務を担っていた。その後株式会社limeにセールスとして入社し、セールスだけに留まらず店舗運営やメディア運営、採用、事業責任者と業務範囲を拡大。取締役COOとして経営業務にも従事する。現在は株式会社ZEALSでセールスマネージャーとして、エンタープライズ企業をターゲットとしたパートナーセールスに従事。その後、マーケティング部とインサイトセールスを立ち上げ、リブランディングをはじめとする認知~商談獲得までを一任。のちに新規事業責任者として2つの事業の立ち上げ、現在は新規ソリューション開発を担当しPOCを遂行中。


近藤 峽立 氏(Kairi KONDO)
= 株式会社修理工房 取締役
愛知県稲沢市出身。10歳にしてカブトムシ、クワガタムシの養殖、販売業を開始。翌年には植木専門に取り扱う市場で、盆栽用の苔を卸売り。愛知黎明高等学校普通科に進学し、16歳の時にはLEDの輸入販売も行う。卒業後は株式会社修理工房へ就職し、わずか9ヶ月で取締役に任命。

【モデレータ-(Moderator)】
毛受 芳高(Yoshitaka MENJO)
= 一般社団法人アスバシ代表理事
名古屋大学大学院で認知科学を学ぶ。大学院を卒業後、若者たちと社会をもっとリア ルにつないでいきたいとNPO法人アスクネットを立ち上げる。2005年経済産業省と共 に、「キャリア教育コーディネーター」資格を創設。2012年からは「すべての若者が明日の社会の担い手になるための架け橋(アスバシ)を!」と一般社団法人アスバシを設立し、高卒就職のアップデートに取り組んでいる。

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March 18, 2022