「アスリートは優秀な起業家になる」とも言われ、アスリートの性格的な特質や勝利へのこだわりは、成功しているビジネスオーナーの特徴でもあります。本セッションでは、スポーツ、そしてビジネスにおいても活躍されるお2人にご登壇いただき、スポーツを通じたイノベーション創出の可能性について追求していきます。また、後半ではSports Pitchと題し、スポーツに携わる方の熱い想いを発表頂きます。是非ご参加ください。
【登壇者(Presenters) ※順不同】
寺尾 悟 氏(Satoru TERAO)
= トヨタ自動車株式会社 スポーツ強化・地域貢献部
愛知県立足助高3年の1994年リレハンメル五輪を皮切りに、1998年長野、2002年ソルトレイクシティ、2006年トリノと4大会連続で五輪出場(4大会連続入賞)。1999年のワールドカップ第3戦で総合優勝を果たしたほか、世界選手権金メダル2個をはじめ国際大会でのメダル獲得多数。全日本選手権では5連覇を含む、12回の総合優勝を果たす。この間、中京大学を経て1999年トヨタ自動車株式会社に入社。現在、トヨタ自動車スケート部監督、スポーツ強化・地域貢献部 担当課長として社業に従事するかたわら、国際スケート連盟技術委員(Technical Committee)、日本スケート連盟理事などを務めてショートトラックの普及と競技力強化に国際的に取り組んでいるほか、JOC(日本オリンピック委員会)では評議員、アスリート委員会委員、国際委員会委員、アントラージュ専門部会部会員を務める等、日本のスポーツ界の環境整備にも努めている。
矢野 良子 氏(Ryoko YANO)
= 日本女子バスケットボール選手
1997年よりジャパンエナジー、富士通レッドウェーブ、トヨタ自動車アンテロープスなど様々なチームで活躍する中、2003年WリーグプレーオフにてMVPを受賞。翌年にはアテネオリンピック日本代表にも選出され、第72回オールジャパンではチームの初優勝に貢献。以後2008年の第74回大会まで3連覇を達成する傍ら、Wリーグプレーオフ、WリーグレギュラーシーズンでのMVPも獲得。2008年以降も富士通、トヨタ自動車アンテローブスなど所属チームを変えながらもMVPを獲得し、2013年第79回オールジャパンではトヨタの初優勝に貢献。2017年にオフトヨタを退団、3×3への転向後にもWリーグ優勝5回、皇后杯全日本総合選手権優勝8回の成績を収める。
【モデレータ-(Moderator)】
粟生 万琴 氏(Makoto AOU)
= Venture Café Tokyo General Program Manager
【Sports Pitch ピッチ登壇者(Pitch Presenters) ※順不同】
三浦 伸太郎 氏(Shintaroh MIURA)
= なごのキャンパスモルック部部長 | 公認会計士・経営学修士(MBA)
大学卒業後、大手監査法人にて法定監査を中心に従事。その後、島根県邑南町が町営で設営する「おおなんBiz」の初代センター長に全国公募で選任され移住して立ち上げ・運営を行う。現在は、地元愛知県に戻り三浦伸太郎公認会計士事務所代表としてコンサルティングや講師などを中心に活動。2021年11月になごのキャンパスモルック部を立ち上げ、2022年2月に日本モルック協会公認団体として認定される。
星 剛史 氏(Tsuyoshi HOSHI)
= パラアイスホッケークラブ東海アイスアークス代表・監督|愛知県アイスホッケー連盟理事|ウェルタクト リサーチアンドテクノロジー株式会社
名古屋大学大学院卒。大学からアイスホッケーをプレーし、卒後、現在までアマチュアチームに所属。2018年平昌パラリンピック日本代表チームに影響を受け、2019年名古屋に東海アイスアークスを設立し、3名の日本代表強化指定選手を輩出。本業は監査法人トーマツ等で病院・ヘルスケア関連企業を対象としたコンサルティングサービスを実施。2021年独立起業。
三橋 亮太 氏(Ryota MITSUHASHI)
= 株式会社PLAYMAKER Founder
大学卒業後サッカー選手としてAC長野パルセイロへ入団。1年で契約満了となり放浪。2014年スポーツ界の人材流通の仕組みのスマート化を目指した情報プラットフォームPLAYMAKERをローンチ。同時に株式会社I.D.D.WORKSを創業代表と共に設立。アスリートのキャリア形成×地場産業の発展、を目的としたかいぶつのたねプロジェクト、アスリートのキャリア体験を目的としたお化けむらプロジェクトを立上げ事業化。2020年PLAYMAKERをスピンアウトさせる形で株式会社PLAYMAKERを設立。
【コメンテーター(Pitch Commentator) ※順不同】
倉内 佳郎 氏(Yoshiro KURAUCHI)
= 中日新聞 広告局ビジネス開発部 部次長(中小企業診断士)
京都府宇治市出身。「インターネット」が流行語になった1995年に中日新聞社入社し、広告局に配属。縁もゆかりもない名古屋風土の洗礼を受ける。黎明期のウェブ広告や新聞制作工程のIT化など、デジタルに早くから適応しつつ、環境、事業承継、震災、介護など社会性の高いテーマを題材としたプロジェクトを多く経験する。日々新聞8紙以上に目を通し、リサーチを起点としたマーケティングや、取得から打ち手までデータの使い方にこだわりを持つ。球団初、3月15日に開催の中日ドラゴンズ・スタートアップピッチもコーディネート。
上村 哲也 氏(Tetsuya UEMURA)
= スポーツマーケター|元東京2020組織委員会ニュースデスク|元ラグビーワールドカップ2019組織委員会マーケティング部長
ドイツ出身オーストラリア育ちのマーケター。日テレ、ニュージーランド航空、小田急電鉄等を転々とし本格的にスポーツビジネスの世界へ。ラグビーワールドカップ2019組織委員会、東京2020組織委員会で7年、マーケティングという名の下、開会式の検討からブランディング、チケット販売戦略、オリンピックスタジアム広報、ニュースデスク等10を超える機能を歴任(させられる)。現職にて2025年開業予定の愛知国際アリーナを担当し、オリンピック・パラリンピックで実現できなかった満員のべニューの実現と世界レベルのアリーナづくりに向け、日々汗をかいている。