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大学を去って銃を作る

Photo Cred: Nancy Lane (Boston Herald)

by in Start Up
September 12, 2018 0 comments

スティーブ・ジョブズは、リード大学を中退してアップルを創業した。マーク・ザッカーバーグとビル・ゲイツはそれぞれフェイスブックとマイクロソフトを創業するためにハーバード大学を中退した。

数週間前、カイ・クロッパー(21歳)は、情熱を注いできたプロジェクトに専念して持続可能なビジネスにするため、マサチューセッツ工科大学を中退した。クロッパーは、グリップに指紋センサーを使用した拳銃の製造に取り組んでいる。この拳銃は権限を持つ人が使用した場合のみ発砲できる。彼は6年前、高校の科学フェアのために初めてプロトタイプを製作した。

現在クロッパーは、Biofireという名前でプロトタイプを改善し、ここから利益を得てビジネスへ成長させようとしている。Biofireはカリフォルニアの投資家からイニシャルラウンドの資金調達を得て、ボストンのアクセレーターであるマスチャレンジ(MassChallenge)にも選ばれた。

クロッパーはコロラドで育った。2012年、コロラド州オーロラにある映画館で銃乱射事件が発生した。1人のガンマンが複数の銃器を使って12人を殺害し70人が負傷した。米国では銃乱射によって多数の死傷者が出る事件はあまりにも頻繁に発生しており、なかには家族が所有する銃を子供が使って死者が発生した事例も含まれている。当時高校生だったクロッパーは自分の周囲でこのような事件が発生したのを見て、「この問題を解決するために何ができるのか」と考え始めた。

Z世代(1990年代半ばから2000年代前半生まれの世代)が、今年3月に行なわれた「March For Our Lives」のような全米規模の抗議活動を組織し、クロッパーのような人々が時代遅れの技術を改善することによって、米国の銃カルチャーを変えようというコミットメントが触発され意識の高まりを見せている。

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